『『好き』の重さ』第6章「戸惑い」　61ページ

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『好き』の重さ

第6章戸惑い

私達はまるで本能に支配された動物にでもなったかの様に抱き合った――

何処に触れられても後から後から蜜が溢れるのがわかる

身体がおかしくなってしまったのではないかと思えるような快感に、私は今まで出したことの無い程大きな声を出していた…

｢ああぁぁぁぁ……っ!…あぁ…あっ…はぁっ…あぁぁ…｣

大きく開かれた脚の間に顔を埋めて溢れる蜜を丁寧に舐めていく課長

ピックン、ピックンと私の体が跳ねる…

｢課長…もう…ダメ！
おねがい…ください！｣

これ以上快感が続くのが恐くなった私は、初めて男性に挿入を求めた…

それまで、中でのオーガズムを経験したことがなかったので、挿入する事で舌で与え続けられる痺れるような快感から逃れようとしていたのかも知れない

でもそれは大きな間違いだった。