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『好き』の重さ

第6章 戸惑い

カーテンの隙間から薄日が差し始める頃…、目を覚ましてシャワーを使う。


先程までの激しかった行為を物語るように体が重い


シャワーの熱に打たれながら今の自分を考える…



修は公認の彼氏


心は芝田さんを追いかけているのに、体は課長を受け入れてしまった…


これからどうなっていくのか…見当も付かない


でも…


課長とはこれっきりにしないと!


いくら心から信頼し尊敬する上司でも…
こんな関係をずっと続ける事は出来ない。


まだ課長の指の感触が鮮明に残る身体を、愛撫するようにゆっくりと指を這わせながら、ボディーソープの泡を落としていった――――





これっきりのはずだった…

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