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『好き』の重さ

第7章 心変わり!?

どんなに体が感じていても心の中では芝田さんを呼んでしまう。


"芝ちゃん…今すぐあいたい!"


「か…課長…、珈琲が…」


ハッキリと拒む事も出来ず応じてしまう自分に苛立つ。


カタンッ!


シンクの上に置いてあったスプーンがシンクの中に落ちた!


大きな音でもなかったが、静けさを遮る音で課長は行為を止めた。


「珈琲が…入りました」


平静を装い、珈琲カップを手に取りひとつを課長に手渡した。


このまま誘われるに違いない!


抱き締められながら私の臀部に感じたあの硬い箇所は、紛れもなく課長の欲望のしるし――


髪の毛の乱れを直し、デスクに戻った課長にミルクとティースプーンを持って行く


「星川さん、もしもこの後予定がなかったら…」


その時だった。


課長の言葉を遮るようにドアが開いた!


「ひとみ〜〜!終わったぁ〜?」


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