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『好き』の重さ

第7章 心変わり!?

さっきまで課長の唇が触れていた耳たぶが火照っていた。


ユカが現れなかったら、私は断れないまま…また課長と…


考え事をしながら歩いていると、ユカが話掛けた

「違ってたらゴメン!
ひとみ…課長となんかあった?」


鋭い質問に驚いて答えた

「はぁ?え〜、何言ってんの?
そんな訳無いじゃない。
私、彼がいるのよ〜!」


「ははっ、…だよね。
あんたん所の課長、若いけどバツイチだしイケメンでもないし、ひとみの好みじゃないだろうからね!
私の勘違いだわ。
ゴメン気にしないで!」


ユカは勘が鋭いと言うのか、社内恋愛をしてるカップルの事を良く当てる。

十中八九当たるほどなのだ

「でもね、課長…ひとみに好意を持っているのは間違いないわ!」


やはり鋭いようだ



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