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『好き』の重さ

第7章 心変わり!?

―――――――……

「ひとみ、起きろよ!
良い天気だぞ!
今日はドライブでも行こうか?」


うっすらと目を開けると、眩しい朝陽が射し込む窓辺で、レースのカーテン越しに手招きをしている男性がいる。


「誰?
私を呼ぶのは…誰……
!!」

ニッコリと微笑む男性は…

会いたくて…会いたくて…幾度も名前を呼びながら泣いた…


芝田さん!!


「ど…どうして?
どうしてここに?…」


それだけを言うのが精一杯で…


また泣き出した…



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