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『好き』の重さ

第7章 心変わり!?

「ひとみ、迎えに来たんだ。
これからはずっと側に居るからね。
もう泣き虫は卒業だよ」


「泣き虫なのは芝ちゃんのせいだからね!

でも…どうして?
奥さんは?子供さんは?」

「…………いいんだ…
ひとみが居れば!」


にこやかな笑顔が…
ゆっくりと近づく。


唇が重なり…


息が出来ない程抱き締められる…


"幸せ過ぎて…
息も出来ないほど…"


苦しい…


んっ…




芝ちゃん…


「ひとみ…」


ひとみ…ひとみ…


好きだよ…



そんな甘い声を聞きながら死ぬのなら…


幸せ――――――


――――――――……




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