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エロいランジェリーの女達

第6章 ヒョウ柄の女

俺は愛想笑いで返し、おにぎりを食べながらまた漫画に目を落とす。


すると暫くしてからまた栄子が口を開いた。


「で、どんな人がタイプなのよ…」


やっぱり気になっていたらしい。


俺は最後の一口のおにぎりを口に放り込み噛み砕いて飲み込む。


漫画をパタンと閉めて立ち上がった。


「ちょっとっ!人の話…」


「栄子さんみたいな仕事頑張ってる人」


「…え?」


栄子の分厚い肩を軽く叩いた。


「さて、206の鈴木さん見てこようかな」


栄子の顔を見ないで部屋を出たが、間違い無く彼女は舞い上がってるだろう。


俺は気分が良かった。



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