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エロいランジェリーの女達

第1章 赤の女

「淳開けて」


不二子は俺を見ないで言った。

一つに束ねた髪と化粧気ひとつない横顏に眼鏡。

グレーのスエット。


だが封を開けて不二子の口に濡れせんべいを持っていくと厚い唇が開き、パクりと咥えた。


俺はドクンとした。

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