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「先輩！先輩！」


水色のワンピースを着た京子に揺り起こされた。


「んんっ…おはよ、どうしたの？」


「私帰らなきゃ、お家で誕生日会なの！」


「そっかそっか、起きるよ、ところで夕べお母さんになんて言い訳したの？」


「お友達とハタチ前夜祭するからって」


京子は舌をペロリと出してイタズラに笑った。


「まあ、あながち嘘じゃないか」


「うん！」


はははっとお互い笑った。