愛してください~BL短編集~
第5章 年下じゃ、ダメ?~龍也×遙~
*龍也side*
遙先輩を初めて見たのは夜の噴水の前。
つきの光に照らされてとても綺麗だと思った。
遙先輩は学園でも有名なほど美形でかなりモテている。
男からだけど。
遙先輩の噂の1つに売春をしているとゆう噂があった。
お金さえあればヤらせてくれる。
はじめは俺もどうでもよかった。
そのあとすぐに目撃してしまった。
遙先輩と誰かがヤっている所を。
俺は悲しそうな顔をしているのを見逃さなかった。
そのとき、守ってやろうと思った。
そして今日、授業をサボり、遙先輩がいるであろう屋上へと足を運ばせた。
ゆっくりと扉を開けた先には俺の方を見てたっている先輩がいた。
俺は笑顔で先輩に話しかけた。