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快感に溺れる

第3章 この気持ち

「甘ったれんな!めぐっ」

ハッと頭が覚めます。
でも、私は今、心が折れている状態なんですよ。



それぐらい…わかってよ。


わがままだってわかってるもん。


「確かにフラれて悲しんでるのはわかる。だけど、めぐは溺れすぎだよ」


携帯の声の音が優しい声になっています。ですが、心にくる言葉です。


「龍…ありがとう。……好き…だよ」

「え?」



ん!?

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