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快感に溺れる

第3章 この気持ち

「え!!!あっ!!……ごめん」

戸惑いのなか私の発言が頭にすがりつきます。


「はあ…」

「本当にごめん…なさい……」


何故か深い溜め息をつく彼。

「やめてくれよ。そう言うこと。嘘とか迷惑だからさ」


冷たく吐かれた、その言葉が虚しく思えました。


「好き」

その言葉が簡単に出てしまう、私を彼は否定した。迷惑と。


私の嫌われようは凄いものでした。

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