
地下病棟の秘密
第11章 仕事だから
梨華「涼、もう待てないの、きて…」
涼「はいっ」
絢子「…」
カーテンで仕切られ
二人の影しか見えなかったが
何をしてるのか影を見ただけでわかった
二人は…
二人は今、まさに…
梨華「ンッ…あ…はあぁ、あっ…」
涼「自分から挿れて腰動くなんてやらし
いね」
梨華「っ…だってぇ…あんっ」
涼「そんなんじゃ僕は全然満足出来ない
よ、ほらっ」
梨華「あ、あぁあっ!!!や…ダメッ…
お、奥…突いたら…」
涼「何」
梨華「言わせないでよ…」
涼「言ってよ」
梨華「…っく、あぁ、あああぁ!!気も
あぁんっ、気持ち…いい…気持ちいいよ
あ、んぁっ!!」
絢子「…」
これ以上
辛くて聞いてられず
絢子は女子トイレにかけこんだ
個室にこもり絢子は声を殺して泣いた
あれは仕事だから気持ちはない
きっとないはず
だけど…
絢子「うぅッ、ぐすっ…」
覚悟してたのに涙が止まらなかった
