
地下病棟の秘密
第11章 仕事だから
絢子「体だけ、セフレだけどセックスは
一回だけ、一回しただけ…」
高戸「…」
お酒が回っているのか
絢子は涼との関係を話してしまった
別に秘密にするような事ではなかったが
自分がこんな男性に対して
お喋りになるのは
初めてだった
絢子「ワイン、お代わりください」
高戸「どうぞ」
絢子「…」
ワインを注がせ
絢子は涼への不満をぶちまけた
話し出したら次から次へと不満が溢れて
止まらず
小1時間ほど高戸相手に
喋り続けていた
絢子「だから…何で私があんな…あんな
おかしな科に移されて入院患者とはいえ
好きでもない人と…」
高戸「大変だね」
絢子「結局、好きなのは私だけで涼さん
は私の事なんか…気にもして…」
高戸「絢子ちゃん?」
絢子「んうぅ…」
高級ワイン
美味しくて飲み過ぎてしまい
絢子は無防備にも高戸の前で酔っ払い
眠ってしまった
高戸「飲み過ぎだよ…」
絢子「ぅんっ…」
