
地下病棟の秘密
第18章 未知の領域
和美「もっと…もっと声聞かせて…」
絢子「ダメっ!!」
和美「!!」
絢子「あ…の…ごめんなさい!!」
突き飛ばす形で
和美の体を押し退けると
格好もそのままに絢子は病室を飛び出し
ていた
和美「…」
病室を飛び出し
しばらく歩き続けていたが…
絢子「…!?」
涼「…」
絢子「涼さん…」
涼「そんな格好で歩かない」
絢子「あ!!」
涼「…」
無我夢中で気づかなかったが
今、絢子は胸元が全開に開いた状態で
ブラジャーのホック
前側が外れ
非常に危険な
セクシーな格好だった
絢子「あっ!!えっとこれは…」
涼「患者に誘われた?」
絢子「誘われたって言うか…襲われ」
涼「襲われたの!?誰に!?」
絢子「襲われてないよ!!襲われそうに
なっただけだから」
涼「誰に!?」
絢子「…三浦さ…三浦和美さん…」
涼「えっ!?」
