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地下病棟の秘密

第5章 再会



祐樹「色々大変だけど元気になって笑顔
で退院する姿見ると嬉しいよね」

絢子「えっと…はいっ」

祐樹「俺も外科じゃなく小児科希望だっ
たけど親に将来の事考えろって言われて
外科に移動したんだ」

絢子「親、祐樹さんの両親もお医者さん
なんですか?」

祐樹「うん、俺の親は…」

絢子「冷たっ!?」

祐樹「大丈夫?」

絢子「すいません…手がすべっちゃって
ちょっと洗って来ますね」

祐樹「うん」


飲み物をこぼしてしまい
席を立った絢子

だけどこの時
祐樹の話しを聞いていれば
絢子が飲み物さえこぼさなければ
彼に会いあんな事にはならなかったかも
しれない

あんな事には…


絢子「…」

涼「あれっ…橋本?」

絢子「天野先生?どうして…」

涼「彼女デート、って言いたいけど一人
で食事、そっちは?」

絢子「私は…友達に誘われて」

涼「友達って男?」

絢子「…そう…ですけど…」

涼「ふ~ん、男友達ね」

絢子「…」


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