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地下病棟の秘密

第5章 再会



絢子「…」

祐樹「絢子さん?」

絢子「…あの…実は私…」

涼「僕も最近知り合ったんだ、ねっ」

絢子「えっ、えぇはいっ」

祐樹「そうなんだ」

涼「(笑)」

絢子「…」


絢子に合わせてくれた涼
場の空気を壊したくないからか
それとも別の思惑、考えがあるのか謎だ
った


絢子「…」

祐樹「兄さんと知り合いって事は兄さん
の仕事内容も知ってるの?」

絢子「えっ?あ…」

涼「祐樹」

祐樹「兄さんは自分がどんな仕事してる
のか教えてくれないんだよ、秘密だって
特別診療科だっけ?」

涼「一言で言えば特別な科だよ」

祐樹「いつもそればっか」

涼「まぁその内にな」

絢子「…!!」

涼「その内に…(笑)」

絢子「…ッ」


不適な笑みを浮かべながら
涼は絢子の太ももにそっと触れてきた
祐樹には
テーブルで隠れていた為
見えなかったが…


絢子「ンッ…」

祐樹「絢子さん、大丈夫ですか?なんか
顔が赤いですけど…」

絢子「あっ…大丈夫、です…」

涼「フフッ(笑)」


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