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地下病棟の秘密

第5章 再会



絢子「…先生」

涼「本当、顔赤いけど大丈夫?」

絢子「…ッ…だか…らぁ…」


睨みつけてみたが
涼には全く効果がないようで
涼は絢子の太ももに手を置いたまま話し
を続けた


涼「祐樹、僕の仕事がそんなに気になる
なら見に来ればいいよ」

絢子「!?」

祐樹「いいの?」

涼「別にいいよ、見に来るくらい…ねぇ
絢子」

絢子「…それ…ぇ…わぁ…」

祐樹「絢子って…」

絢子「ンッ…もう…ダ…ぁメッ…」

祐樹「!?」

絢子「…ごめんなさい…もう一回トイレ
トイレに行き…すいません…」

涼「…」


これ以上は危ないと
絢子は涼の手を強引に振り払い立ち上が
ると
乱れた気持ちを落ち着ける為
再びトイレへと
向かった


祐樹「絢子さん、大丈夫かな…」

涼「見てくる」

祐樹「えっ?なら俺が見て」

涼「ついでに小便」

祐樹「…」


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