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未成熟の誘惑

第1章 caseはる

「ついたぞ」



男性は私を車から下ろした。



「どこいくの?」



「見えないところさ」



私は見えない場所には行きたくなかった。



でもハイエナさんは連れて行く。



あれ、ハイエナさん?



なんで分かるんだろう



この男性の名前



「段々早くなるな。そろそろ帰れなくなるぞ」



「どういうこと?」



「知らなくていい」



ハイエナさんは煙草を吸い始め



「ごめん。ハイエナさん、眠くて、もう歩けない」

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