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嘘でもいいから

第2章 君が大切だから

その後…
隼人からは何度か連絡があったけど
私は見ることが出来なかった。


見てもどうしていいかわからない…


目に焼き付いてしまった裸の2人は
どういう訳か…時間が経てば経つほど
鮮明に思い返されて私を苦しめる。


それに、隼人は私の家や
会社の場所でさえ知ってるのに…


やって来てまで話す内容じゃ
無いってことだよね…


それを証明するかのように
すぐに連絡は途絶え…


共通の友人から
二人が付き合っていることを聞いた。


聞きたかったこと…いっぱいあった。


私はやり場のないモヤモヤを抱え
もう恋なんてしたくない…
と思うのだった。

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