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☆短☆編☆集☆[新・続]

第2章 ヒーローにひかれる松井くん

☆戻って光輝目線☆




......沈黙が続く



なんか次は息苦しいんですけど



俺が今出来る事はただ黙って二人を見てるだけ



内側からロックの掛かる扉



コイツのせいで俺の逃げるチャンスなんて欠片も残ってないし...



てゆーかなんか視線が痛い



さっきから真樹ってヤツが俺の事ガン見してるし



さっさと帰りたい....



俺の頭の中はこの言葉で埋め尽くされている



「松井くんが早くヤりたいって」



「....え...は??」



いきなり真樹がニコっと笑って言い出した



「ぷっ...可愛い過ぎっしょ

もうそろそろ始めてもいーんじゃないっすか?」



ヤバい...俺あーゆうタイプ嫌いかも



つか、近付いてくるなよ!!!!



真樹はニヤニヤと笑いながらこっちへ近付いて来た



え―――



突然真樹の視界がいきなり消えたと思った瞬間に店長が俺の顎をクイッと持ち上げてきた



「松井くん、痛くしないから、言うこと聞いてね」



「え、あ、ちょ...店長!!」



――ボフッ―――――



俺は店長に抱き抱えられソファの上に落とされた



「あ、あの、店長」



「なに?」



「俺...男、なんですけど....?」



そう答えると、店長がクスっと笑った



「そんなの当たり前」クス



「え、じゃ、じゃあ辞め、ん!?ん...や」



突然店長の唇が俺の口を塞いできた



ちょ、まじかよ.....



「はーい、暴れない暴れない

風也さんが優しくしてくれんだって、だから大人しく言うこと聞く」



真樹が光輝の両手を掴み自由を封じた



や、やだ...



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