テキストサイズ

星も、パンも

第13章 パンは、自世界を飛び出す

「つーか!「あっ…席に――…」




俺が、松本を問いただそうとしたとき…



小柄な少年が…フリル多目の女もののエプロンをひるがえして…席に案内してきた―――…





あ……



勢いが消えた俺は、席に着いてから聞ければよしと……案内された席に座った



「ねぇねぇ…君は、学生?超かわいいね――――…何年?」


「うわ…セクハラ――…」


俺は、松本の親父臭いセリフに若干引きつつも…席に座った――――…


「あっ////…ど〜も…
俺…こう見えて…“高3”ですよ?え――――っと君も?参考書…持ってるし…」



少年は、ニコニコと…笑うと―――…俺に笑いかけてきた…




「っ!て――――…松本…剛?」



少年は、小声で松本に正体を聞いてきた!



俺は…騒がれると思い身構えた…



「母の新作のモデル…引き受けて頂きありがとうございます――――…


どうですか?
期間限定で作った、男性用の下着!母も自信作だと…言っていました!」




「ん?あっ!あ〜!
あの!下着メーカーの社長の息子さん?」





…二人…知り合いか?



俺は、二人のやり取りを席に座り、置かれた水を飲みなから見ていた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ