星も、パンも
第14章 星は、居場所を見失う…
先生は、俺の隣のベンチ座ると…
装備を外していく…
「友達がね…外にでるならこれくらいしないと…年寄りの肌には毒だって…言うから…」
「先生……鵜呑みにし過ぎですよ」
先生はハハハっと笑うと…
カバンから冷えたお茶を取りだし…俺にくれた…
「さっきね、近くの自販機で買ったばかりだよ…
息子にあげようとおもったんだけど…はぐれちゃったんだ〜…」
「羚君のなら…飲みにくいですよ―――…」
先生は…出会ったときにかってあげるから…
それは、冷たいうちに飲みなさいって…笑顔で言われた―――――…