星も、パンも
第30章 番外編……①
「―――…たかお…
後悔――…してないか?
仕事…とか、ゴメン―――…」
抱き締める、ミー君の体が…
申し訳なさでか…
―――――小さくなる…
「―――――博実…
私は…後悔したくないから…
付いてきたんだよ――――…
これは…私のわがまま…
博実と…離れたくない…
私のわがまま―――――…」
そう――――――…
ミー君の側を離れたくない…
だから…
事務所に無理を言って…
ここまで、付いてきたんだ…
「…たかお……ありがとう」
ミー君の唇が――――…
俺を…捕まえる――――…
「博実……好きだよ―――」
唇を重ねたまま……
愛の言葉を…囁く―――…
お互い…目を閉じてる……
でも――――…俺は解る…
顔を真っ赤にして…
ミー君の姿が―――――…