星も、パンも
第5章 パンは、星のために……
「…石丸さんって……」
じゅぷじゅぷ…音をたてる口元が…ヨダレでキラキラ光る…
「…っんっ…ん?何?」
「―――…いや…
何でもない―――――…」
俺の股間で小刻みに震える石丸さんのサラサラの髪を指でとかした―――…
ミー助…お前を――――…
抱きたい…
俺の手で―――――――…
泣かせたい―――…
無理だって……わかってる…
「う゛…石丸…さん…
一回―――――――…出すよ…
飲み込んで……くれ…」
上目遣いで…俺を見つめ…微笑み…
石丸さんの涙目―――…
色っぽくて―――――――…
嫌いじゃない…
やっぱり…
現実に抱いているのは…
石丸さんで…
石丸さんの…声とか…
顔とかを見つめ…
高ぶるのは―――――…
当たり前で――…
じゅぷ!じゅぼぼ!!
「んっあ!で……る――…」
俺は、喉の奥に自分をねじ込むと!
苦しむ石丸さんの頭をガッチリ固定し!
喉の奥めがけて…粘りけのある欲望を吐き出した!
「んっ!あああああああああ!!!!」
「んっ!ん――――んっぶっ…んぐんぐ…」
石丸さんは、俺の精液を…最後まで絞り取るように…
舌先を使って…先端の割れ目を丁寧に舐めながら…
口から俺を解放した―――…
「……濃い…ヤー君最近抜いた?」
苦しそうな顔を見せた石丸さんだったが…
まだ…ビクンビクンしている俺に…まだ…舌を着けて舐める…