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星も、パンも

第7章 パンは…苦しくて泣く…

そのまま…

目覚ましが鳴るまで―――…



ボーッとしていた―――…



「…ミー助に――――――…




会いたい―――――――…」








何度…後悔したか…




自分で――――…ミー助に会わないことを決めたのに…





会わなければ…会わないだけ…






辛くなる…恋しくなる…



ダメになりそうになる――…




鏡を見るのも辛くなる…








目覚ましを止めて――――…



顔を洗いに――――…
洗面台の前に立つ―――――…








ミー助が……泣いている…




違う…



俺が…泣いているんだ―――――――――――――…



慌てて…冷たい水で顔を洗う!






せめて……
夢の内容を…覚えていたら…



こんなにモヤモヤ…しないんだけど…





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