星も、パンも
第7章 パンは…苦しくて泣く…
今日も…一般的な時間で…
俺は、両親の前で朝食を食べ――――…
弁当を受け取り学校へ行く――――…
繰り返される…一般的な日々…
俺が……ミー助を…避けるために選んだ…人生…
好き…で……
好きで――――…好きで…
逃げた――――――――…
今更―――――――――…
そうだ!このまま………
一般的な恋愛をしてみようか…
適当な女に声かけて―――…
適当な付き合いをして――…
適当にセックスして―――…
俺は、通学路を進みながら…
すれ違う女性の数人を…
頭の中で…脱がせて行く――…
興奮しない―――――…
ミー助を…
脳内で脱がせた時は…あんなにドキドキしたのに……
ミー助とセックスしている…石丸さんには…
あんなにワクワクしたのに…
俺は……とうとう…
一般的な枠からも…
はみ出てしまったのか…
少し………不安になる…