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星も、パンも

第7章 パンは…苦しくて泣く…


「!おい!!こっちに来い!」



「――――!?」



…横から、焦ったような…叱るような声が!

俺の腕を掴み…


横道の…人通りのすくない路地に連れていく!





「!なっ…誰……だよっ!」



引っ張る…そいつは…

帽子を深々とかぶり…地味なパーカーを着ていた…


…長身で…スラリと立ち振舞いが綺麗だった…


…が…




すげぇ…掴む力が強くて!

腕が…痛い――――――…


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