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カード×ロワイヤル-異世界転生への奇妙な旅-

第1章 第1話 運命のカードに身を任せる


朝は早くに起きて夜は遅く寝る。学校は行かせてくれるが学校に行く前と学校から帰ってくれば家事やら何やらを全てやらせる。

たまに暴力を奮われた事もある。゙愛人の子゙やら゙この恥知らず゙とがお前は生まれてはイケない子゙まさに人権も何もない理不尽。

俺はそれを聞いた時に激怒した。頭の何かがプッツンと切れた様に俺はすぐさま純弥の家に乗り込んで゙その偽りの家族゙を殴り込んだ。

何もかも暴れるに暴れた。こんな家だから、こんな家族だから純弥は傷付いて優しさも愛情も何も知る事が出来ない。

本当は痛いのに…身体も心もボロボロで何もかも崩れそうな位に痛いのに痛いとも言えない。純弥の痛みが…

暴れるに暴れた後は俺は純弥の家のSPに捕まりさすがの俺も人生が終わったって思った時に意外な人が現れた。

それは裕香さんだった。裕香さんは仕事で純弥の家の不動産が不正に不正を重ねていたと言う事。

そして裕香さんは取り引きと言う名の脅しを持ち掛ける。

「あんたらのやってきた不正をマスコミにバラしても良いが、バラしてやらないでもない。条件は3つだ。」

裕香さんが突き出した条件ば1つ。刃(俺)を解放して何も無かったにする゙

゙2つ。お前らが今やっている事業の撤退。゙

゙3つ。純弥をお前らから隔離させて1人暮らしをさせて生活費はてめぇらが全て出す事。゙

そして裕香さんは最後に正に悪代官みたいな悪人の顔をしながら笑いながらトドメとばかりに言う。

「こんな安い条件でこれからも商売が出来るんだぜ?あんたら。」

純弥の家族は冷や汗を顔中にダラダラと流し憤慨ともいえる顔をしながら承諾した。

それから純弥は直ぐにあの家から出ていき高層マンションの1人暮らし。生活費も何も困らない生活をしながら俺と同じ定時制の学校に行っている。

それから純弥は前よりも表情が穏やかになった気がするけど…

やっぱり無表情の時が多いな。

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