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責められたいの

第4章 あの夏の誘惑 1

私は階段にしがみつき、叫ぶように
声をあげ続けることしか
できなかった。


「お前どんだけ感じてんだよ…
奥様は欲求不満か?
…感じたらどうするんだった?」


「はあぁっ!ヒロのものが…
後ろからっ…奥まで届いて…あぁっ
バンバン当たるのっ…!
もっと突いて…掻き回して…!」


「…」


どんな風に感じているかを
伝えられるのがヒロは好き。
返事はなかったけど…姿見で見ると
ヒロは満足そうに目を閉じていた。

それだけで私はうれしい…

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