シアワセ
第1章 始まりと終わり
「あぁっ!……ん…ふっ……んあ」
「……濡れてるね……」
「やぁ…ん…」
ねっとりとした糸をひいて彼の指がショーツから出ると、彼はショーツをひき下ろした
「あっ」
「シャワーでも……浴びようか」
「ん、はい…」
腰に力が入っていない私を半ば支えるようにシャワー室に入ると
全身が写る鏡に私と新野様の姿が写る
それを少しぼーっとしたまま眺めていると
鏡の方を向いたままの私の後ろからまた、新野様が胸を揉み始めた
先端部分をはじいたり、優しく触ったりしているのが鏡でうつる
「んあっ……やぁん……新野…さ、ま……恥ずかしいです…」
鏡プレイなんて、何回もやって来た
だから、恥ずかしいなんてないけれど彼等の欲望を煽り立てる為には言わなくてはいけない
「……んっ………ふっ」
でも、他の人よりマシか。
演技する必要もないから……
彼の愛撫は嫌でも感じてしまうほど上手いから
「ああっ…」
イキそうなとこで、彼はイカしてくれない
「……新野…様……もう、限界です」
「じゃあ、一度イクんだ」
そういうと私を新野様の方に向かせて
胸にすいつく
そして舌で先端を転がす
「んあっ……ああっ……やぁ」
「んっ」
水音が響く
そして彼の指が私の中に入り、中で一番感じるところを触る
「あぁあっ!……だめ……そこ、は…」
「くく……感じるって、分かってるから。何度君を抱いたことか…」
「あぁあっ!」
私はそのままイった。
そしてすぐに、彼は立ったまま自分の大きな熱いものを私の中にいれる
「んっ……いやっ……ああっ」
イったばかりの私は更に感じる