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みやびのエッチな日記(風小説)

第16章  8月☓日


瞳に生気はなく、
手足も力が入らず弛緩しているが、
完全に意識を手放したわけではないようだ。

その男の首筋から胸元臍、脇腹と
徐々に愛撫を与えていくみやびの指が
腿の間に伸ばされた

「ひっ!」

反射的に身を引く男を見てみやびはまた楽しそうに笑った。

「これ好きっていってたでしょ?
遠慮しなくていいんだよ?」

みやびの手が何かを捉えると男は
先ほどまでの無気力さが嘘のように
大きく身をよじり逃げようと体をうごめかせた。

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