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彼女

第5章 素直な気持ち

レジで、お金を払おうとしたら
吉沢「俺が払うから!」
「でも…。」
吉沢「いいから!!」
払い終えてから
「あ、ありがと…」
吉沢「どうした?」
「あの…」
佐藤「美波ちゃんこっち!!」
いきなり手首を掴まれて、バッグ売り場に
佐藤「美波ちゃんどんなのが好き?」
「……ひまわり…」
佐藤「じゃあ、これは?」
「うん好き…」
佐藤「じゃあ、待ってて!」
あっという間に買いに行っちゃった。
佐藤「はい、どうぞ(笑)」
「ありがとう…」
白石くんは水着の上に、羽織るものと髪留めを、永瀬くんはバスタオルや小物類をプレゼントしてもらった。
「あの…私…」
吉沢「美波の誕生日だろう?」
私の…
「どうして知ってるの?」
佐藤「この前、飲み会した時に美波ちゃん教えてくれたけど(笑)」
「えっ!やだ…覚えてない!」
永瀬「かなり酔ってたもんなぁ(笑)」
私ったら……泣きたい!
「みんなありがとう!」
永瀬「そう言えば、なんで水着が色違いになったんだよ?」
吉沢「まぁ似合ってたから良かったけど!なんで?」
佐藤「もしかして、胸のところがキツすぎたから、ワンサイズ上にしたけど同じ色がなかったから、色違いになった!とか…(笑)」
あまりにも当たってたから私の顔は真っ赤になってしまって
佐藤「えっ、そうなん?美波ちゃん結構、巨にゅ…」
バシッ
永瀬「いい加減にしろ!」
恥ずかしくて顔が上げられない…。
その
気まずい空気の中帰って行ったけど
佐藤「美波ちゃんごめん!」
一応、謝ってくれたから許してあげたの(笑)

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