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彼女

第6章 初めての海と花火

当日


吉沢「着いたぞ!」
永瀬「美波は何も持たなくていいから!」
「でも…」
佐藤「じゃあ浮輪持って!」
「うん♪私、海来たの初めて!」
白石「美波、日焼け止め塗れよ!」
「うん!」
吉沢「はぐれるなよ!」
私達は目立つみたいで、周りの人がチラチラ見てる。
みんな格好いいから!
ちょっと歩いてテントを張った。5人が入るテントだから、かなり大きい!荷物を置いて服を脱いだみんなの上半身を見た私は、恥ずかしくて…
吉沢「美波、なに恥ずかしがってんだよ(笑)」
「だって…」
吉沢「美波も水着になってんだから!」
佐藤「やっぱり美波ちゃん結構、巨…」
バシッ
永瀬「佐藤!お前今度言ったら沈めるぞ!」
佐藤「えっ!?」
白石「美波~そんな奴ほっといて、かき氷でも買いに行くか?」
「わぁい!嬉しい♪」
買いに行く後ろ姿を見ながら
吉沢「美波が楽しんでくれたらいいな!」
佐藤「さっきから美波の事ばかり見てる野郎が居るから、気を付けようぜ!」
永瀬「一人には絶対させないようにな!とりあえず俺もちょっと行って来る。」
佐藤「なぁ?俺ら完全に美波ちゃんの水着姿にやられてないか(笑)?」
吉沢「やられてる(笑)あんなに可愛くなるなんて反則だよな(笑)」
佐藤「昨日からだっけ下の名前で呼んでくれるようになったの!?ヤバいよなぁ(笑)」
吉沢「ヤバすぎる(笑)」
「なにが、ヤバいの?」
いつの間にか戻って来てた美波が、ちょっと首を傾(かし)げて聞いてきた。
可愛すぎ…完全に俺らはノックアウトだな。
吉沢「なんでもない(笑)」
「そうなの?まぁ、いいや!はい亮くん♪はい健人くん♪」
佐藤&吉沢「ありがとう!」
「でも隼くんが買ってくれたの。私が買おうとしたのにぃ。」
ちょっと頬を膨らまして拗ねる美波を
白石「いいから、いいから(笑)よしよし(笑)」
「もう!!」
永瀬「かき氷溶けるぞ!」
「それは困る!!」
かき氷を食べる美波を見る俺達は、完全に落ちた。
しかも俺達のかき氷を一口ずつ食べてるし…。
美波に見とれながらも、かき氷を食べ終えたら
永瀬「美波、浮輪持って行くぞ!」
「うん。早くぅ、みんなも行こう。」

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