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彼女

第6章 初めての海と花火

「また私のせいで…みんなに迷惑かけちゃった(泣)」
佐藤「わざとじゃないんだから、仕方ねぇよ!」

ドーン

白石「ここからでも眺めいいな!」
「私、今日は初めての事たくさん出来たなぁ(笑)みんなのおかげだね。」
白石「俺達だって美波がいるから、海行ったり、こうして花火まで見に来てるんだから(笑)美波は気にしすぎなんだよ。」
「うん…ありがとう(笑)」
花火に見とれている美波を俺達は、つくづくどんな生活を送ってたんだろうか?って考えさせられた。まだ20歳そこそこで、いろんな事我慢して……その間の俺達は、親に当たり前に反抗したり、友達とバカやったり、本当に当たり前だと思って……。
「花火すごかったね(笑)びっくりしちゃった(笑)」
いつの間にか花火は終わっていて…
「みんな…どうしたの?」
首を傾(かし)げて美波が俺達の顔を覗き込んだ。
吉沢「なんでもない(笑)」
永瀬「い、いろんな形があったなぁ(笑)」
「うん。花火大会って初めて来たけど、こんなにすごいなんて思わなかったよ。」
佐藤「また来ような!」
「本当!?嬉しい♪楽しみぃ♪」
白石「とりあえず腹減った(笑)」


ファミレスに入って飯食って帰った。


永瀬「足痛いだろ?」
「大丈夫だよ!疲れてるのに、私なんて重いし…。」
永瀬「佐藤にはしてもらってただろ?」
「うん…でも…。」
永瀬「いいから(笑)…軽すぎ(笑)」
部屋まで運んだ。
「ありがとう。」
永瀬「美波もうちょっと食べろよ!ちょっと軽すぎ(笑)!」
「うん。」



永瀬「美波ちょっと軽すぎだよなぁ!」
佐藤「俺も思った。見た感じは、そんな事もないのにな!」
白石「なぁ?今日の美波見てどう思った?俺は、当たり前に過ごしていた時、美波はどんな生活してたんだろうって…。」
吉沢「なぁ美波がもういいって言うまで、いろんな事しよう!俺らが当たり前にして来た事も含めてな。」

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