テキストサイズ

彼女

第3章 初めて楽しい

「これ『cupiblu』だよ。」
店員「その店ってゴシックロリータじゃなかったですか?」
「でも、こういうのも作ってるんだよ(笑)」
店員「知らなかったです。」
「今度行ってみて!」
店員「はい!!」
佐藤「すいません。この服下さい!」
店員「ありがとうございます。」

あっちこち見て回ったから、ちょっと疲れたなぁ。
吉沢「なんか飲もうか?疲れただろ?」
「嬉しい♪」
佐藤「なに今の!?今日一番の笑顔だ。」
私の顔が真っ赤になると
佐藤「可愛いなぁ。美波ちゃん!」
あれ!?いつの間にか名前で呼ばれてる!ひゃーなんか恥ずかしい!
私の顔がますます赤くなると
吉沢「佐藤からかいすぎ!!とにかく店入ろ~。」

30分くらい休憩してスーパーのほうへ!
「夕ご飯は、どうするんですか?永瀬くんに言われた通りでも私は構わないんですけど…」
佐藤「永瀬の事はどうでもいいからさ、俺のは作って欲しいんだけど!」
永瀬「あれは謝る!ごめん。俺も作ってもらえたら嬉しいんだけどな。」
「いいんですか?」
永瀬「うん。」
白石「なに買う?」
「じゃあ、お米と野菜とお肉・お魚……やっぱり商店街のほうで買います。なんだか、そのほうがいいかな(笑)」
吉沢「どうして?」
「余計な物買いそうだから…(笑)」
そのやり取りを見ていた3人は
佐藤「かなりしっかりしてるんじゃないかな?」
白石「俺も思った。ずっと一人で苦労してたんじゃない?」
永瀬「俺あんなにひどい事言ったのに、なんにも言わないし、人一倍気を使って…。」
「すいません。商店街に言ってもいいですか?」

結局、商店街に行って買い物して帰った。おまけもしてもらった(笑)

部屋に入って着替えてからキッチンに行くと
白石「なんか手伝おうか?」
「今日いろいろ回って疲れたんじゃないんですか?」
白石「大丈夫だよ(笑)」
佐藤「俺らもなんか手伝うよ(笑)」
「ありがとうございます。今日すごく楽しかったです!」
吉沢「喜んでもらえて嬉しいよ(笑)」
「今日みたいな事初めて経験したんで、嬉しかったです。邪魔にならなかったら、また誘って下さい(笑)」
永瀬「こんな事くらいなら、いつでも行こう!」
「嬉しいです。ありがとうございます。今日のお礼に頑張って夕ご飯作るので、みなさんゆっくりしてて下さい。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ