
君の隣の相棒さん、
第44章 彼女は俺に甘い、(神※)
「うんっ、やっぱり旨い!味付けも俺好みだし」
『当たり前よ。何年一緒にいると思ってるの?…というか、マズイって言っても許さないけど』
「そうじゃなくて、朔は絶対いいお嫁さんになるなって思ったの」
『え‥‥‥?』
「ほら、将来的に俺のお嫁さんになるわけだし、胃袋はガッチリ掴まれちゃってるわけだか…っ」
その先を言おうとしたら彼女にフォークを口に突っ込まれて喋れなくさせられると彼女が小さく、煩いと言って頬を桜色にしてから視線を反らしたのが可愛かった。
一応、意識はあるみたい。
「ふぉふぇんふぉふぇん(ごめんごめんっ」
『‥‥バカっ』
食べ終わった自分の皿を持って台所に姿を消した彼女を慌てて食べ終えて追いかけると、振り向いた彼女についてる、と指摘されて口元を触ると不意討ちで口づけられて驚いている俺に彼女がべーっと小さく舌を出して笑った。
完全にしてやられた…そう思った。
『当たり前よ。何年一緒にいると思ってるの?…というか、マズイって言っても許さないけど』
「そうじゃなくて、朔は絶対いいお嫁さんになるなって思ったの」
『え‥‥‥?』
「ほら、将来的に俺のお嫁さんになるわけだし、胃袋はガッチリ掴まれちゃってるわけだか…っ」
その先を言おうとしたら彼女にフォークを口に突っ込まれて喋れなくさせられると彼女が小さく、煩いと言って頬を桜色にしてから視線を反らしたのが可愛かった。
一応、意識はあるみたい。
「ふぉふぇんふぉふぇん(ごめんごめんっ」
『‥‥バカっ』
食べ終わった自分の皿を持って台所に姿を消した彼女を慌てて食べ終えて追いかけると、振り向いた彼女についてる、と指摘されて口元を触ると不意討ちで口づけられて驚いている俺に彼女がべーっと小さく舌を出して笑った。
完全にしてやられた…そう思った。
