
君の隣の相棒さん、
第44章 彼女は俺に甘い、(神※)
「朔、映画でも見ない?」
『ジャンルは?』
「朔の苦手な恋愛物」
『‥‥‥み、見る…』
お昼から一段落して映画鑑賞を提案した俺が勧めたのは“恋愛映画”。
根っからそういうものが苦手な彼女はいつもなら絶対に拒否するジャンルを今日は珍しく、正確には初めて見ることをOKした。
『ぅっ‥』
「フフッ、分かりやすいね朔は。こんなの序の口だよ…?」
暫くしてキスシーンやらなんやらが多い濃厚な場面に入ると、彼女は俺にしがみついて顔を伏せてしまうようになる。
『良く見てられるわね…っ』
「うん。まぁね。朔も免疫つけられるかもよ?ほら、ちゃんと見て」
見ないと耳食べちゃうよ、とちょっと脅し半分にいうと仕方ないというように視線をテレビに写した彼女は運悪く濃厚なベッドシーンを目撃してしまう。
最初は見るに絶えないというような反応だったそれが、段々と釘付けになるほど見入る様になり、自然と俺の腕に腕を絡ませて夢中で観ていた。
『ジャンルは?』
「朔の苦手な恋愛物」
『‥‥‥み、見る…』
お昼から一段落して映画鑑賞を提案した俺が勧めたのは“恋愛映画”。
根っからそういうものが苦手な彼女はいつもなら絶対に拒否するジャンルを今日は珍しく、正確には初めて見ることをOKした。
『ぅっ‥』
「フフッ、分かりやすいね朔は。こんなの序の口だよ…?」
暫くしてキスシーンやらなんやらが多い濃厚な場面に入ると、彼女は俺にしがみついて顔を伏せてしまうようになる。
『良く見てられるわね…っ』
「うん。まぁね。朔も免疫つけられるかもよ?ほら、ちゃんと見て」
見ないと耳食べちゃうよ、とちょっと脅し半分にいうと仕方ないというように視線をテレビに写した彼女は運悪く濃厚なベッドシーンを目撃してしまう。
最初は見るに絶えないというような反応だったそれが、段々と釘付けになるほど見入る様になり、自然と俺の腕に腕を絡ませて夢中で観ていた。
