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君の隣の相棒さん、

第47章 快楽サディスト(伊神※)
















「男同士が抱き合ってるところが見たいなんて、お前どうかしてるぞ…?」


「本当に見るの?マンガや小説とは違うんだよ?」


『勿論。分かってますよ』



私は真剣ですから、とベッドの近くの椅子に座ってノートを開き、ペンを片手に俺と伊丹さんを見詰める彼女。




────時刻は夜11時。
ネクタイに人差し指をかけた伊丹さんが俺を押し倒す。



「っとぉ‥憲一さんヤる気満々?」


「っるせ‥こうなったら見せつけていい小説作らせるぞ」


「え、マジですか?」


「ああマジだ。それに彼奴も本気だ、俺には分かる。‥だろ?真田」


『あ、分かっちゃいます?』



伊丹さんに向かってニッコリ笑っている彼女に伊丹さんもフッ、と口角を上げた。
そういうことだ、とあっさり事を片付けた伊丹さんが俺の首筋に噛みつくと彼女は小さく何かを呟きながらノートに書き留め始めた‥‥。

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