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結果、僕が出した答えが正しかったのかは分からない。
だけど、先輩たちは僕らしい答えだと言って笑ってくれていた。


僕が出した答えは───































「二人ともじゃ‥、駄目ですか？」


二人の手を取り、握っている僕に二人の先輩が笑う。


僕が笑っている二人を不思議そうにみていると、ふいに伊丹先輩僕の頭を撫でた。


「ったく、お前には勝てねえーな」


「本当にっ」


同時に、二人の先輩が両側から僕を抱き締めた。


二人は温かくて、どちらも違った香りを感じた。