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恋してキスして抱きしめて

第16章 俺は、ここにいる

~~~~っ///


我慢出来ないと言った、ユーリさんの顔が


今まで見た事も無いくらい、とんでもなくセクシーで


爆発したかと思ったくらい、あたしの心臓がものすごい音を立てた。



「手、万歳して」

「……あ……っ」

「服、邪魔」



痺れる両手からワンピースを脱がされて


なんの躊躇いもなく、下着がするすると足から外されていく。


部屋の照明は落とされて、ベッドのライトから淡い光が放たれて


そんな薄暗い中でも、ユーリさんの瞳が真っ直ぐあたしを見下ろしていて


全裸のあたしは、この上ない羞恥心に襲われる。



「……あまり、見ないでください……」

「なんで?見るよ。当たり前だろ」

「………っ」

「……すげー、綺麗……」



あたしの鎖骨から、胸の先端、そして下腹部まで


体のラインを確かめるように、ユーリさんの細い指が、絶妙なタッチで下りていく。


あたしの体は、触れられるだけで、ビクビクと反応してしまって


……もう、自分の体じゃないみたい……

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