恋してキスして抱きしめて
第25章 バカップルで、いいんです
「………ごめんな、千夏」
………えっ?
どうして謝るの……?
「……ユーリさん……?」
「夏輝の問題行動もあるけど、それ以前にすげー目立っちゃったし。
週明け、大学行き難いだろ?」
「…………!」
「何か言われるのは避けようがねぇと思うから
嫌なことが起きたら、すぐに連絡して」
左腕を伸ばして、ユーリさんがあたしの右手を握った。
………温かくて、安心する。
心の奥で、きゅーんって音がする。
「……大丈夫です。
陽菜ちゃんや水泳部のみんなから、嬉しいメールがいっぱい届いてるんです」
「………!」
「それに、ヒカルさんが言ってくれました。
“ あたし達が全力で守ってあげる ” って……」
ヒカルさんと一緒に、お兄ちゃんを引きずって校門へ向かう途中、振り返った2人の蓮が
とびきりの笑顔であたしに手を振ってくれたから
……ドキドキして、心臓が破裂しそうだった。
………えっ?
どうして謝るの……?
「……ユーリさん……?」
「夏輝の問題行動もあるけど、それ以前にすげー目立っちゃったし。
週明け、大学行き難いだろ?」
「…………!」
「何か言われるのは避けようがねぇと思うから
嫌なことが起きたら、すぐに連絡して」
左腕を伸ばして、ユーリさんがあたしの右手を握った。
………温かくて、安心する。
心の奥で、きゅーんって音がする。
「……大丈夫です。
陽菜ちゃんや水泳部のみんなから、嬉しいメールがいっぱい届いてるんです」
「………!」
「それに、ヒカルさんが言ってくれました。
“ あたし達が全力で守ってあげる ” って……」
ヒカルさんと一緒に、お兄ちゃんを引きずって校門へ向かう途中、振り返った2人の蓮が
とびきりの笑顔であたしに手を振ってくれたから
……ドキドキして、心臓が破裂しそうだった。