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義父×義娘。

第13章 買い出し


「佳奈さー。ピアノ教室変えないの?」

「変えなきゃだめ?」

「いや…あいつに会ったらどうするんだ?」

あいつとは、多分母親のことだろう。

前に三人で住んでた町のピアノ教室に行ってるので心配してるのだろう。

「なにかあったら、電話する。」

「心配だからついてく。」

「過保護すぎるわ。」

と呆れていると立ち上がって私の方に来た。

ほっぺたを両手ではさむと

「佳奈になにかあってからじゃ遅いんだよ?」

と言われた。

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