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義父×義娘。

第24章 誕生日


のんびりシャンパンを飲んでたつもりなのになかなかハイペースだったようですぐに酔ってしまった。

隣のベッドにいた義父のところに行き、足の間に座ってもたれかかった。

「どうしたの?」

「甘えんぼさんの気分なの。」

肩の上から腕をおろしてきたので、私は交差させて腕を抱きしめた。

「佳奈、生まれてきてくれてありがとう。」

「血が繋がってないのに一緒にいてくれてありがとう。」

というとふと泣けてきてしまった。

「なに泣いてるの?」

義父はびっくりしておろおろしていた。

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