無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「ほんとのおとうさんじゃない人がこんなに大切にしてくれてるのに、ほんとに血が繋がってる親たちは私のこといらなかったのかなって思って」

お酒が入ってるのもあってとても感傷的になってしまった。

義父は抱きしめながら頭をなでてくれた。

「ほんとの親にはなれないかもしれないけど。俺は佳奈のこと娘だって思ってるよ。」

「ありがとう。」

私は泣き止んでにっこりした。

「もう寝るか。」

「うん。おやすみなさい。」

さっきいたベッドに戻ると義父はケーキのお皿やシャンパンの後片付けをしてくれた。

おわると、寝てるベッドに来たので一緒に寝た。