テキストサイズ

恋人契約

第4章 非日常

ー※皇side※ー

「ん・・・」

朝?

こんなぐっすり安心して寝れたのは久しぶりだ。

「起きたか。」

先に起きていた龍さんは、シャワーでも浴びたのか上半身裸だった。

「俺もシャワー浴びてきます。」

「ああ。」

俺はシャワーを浴びに、風呂場へ向かった。

いなくならない・・・ねぇ。

昨日の龍さんの言葉が頭から離れない。

「いなくならない確証でもあんのかよ。」

て言うか・・・

龍さんって何の仕事してるんだろ。

なんも知らねぇや。

ま、自分のことも俺自身知らないけどね。

シャーッ

俺って・・・

なんでこんなことになってんの?

つい最近まではいつもと同じ日常を送ってたのに。

何があって俺はあの人に抱かれなきゃいけねぇの?

あーあ。

俺の日常が・・・

「どうしたもんかねぇ・・・」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ