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恋人契約

第4章 非日常

・・・なんで龍さんは俺の不安がってること分かったんだろう。

まさか・・・

エスパーなのか?!

「どうした?」

「え?!いや、なんでもないです。」

おー・・・怖い怖い。

この人ならあり得そうだ。

「何変な顔をしているんだ?」

「え、と・・・り、龍さんの仕事って何かなと思って・・・」

・・・沈黙ですか。

「言ってなかったか?」

「はい。」

言ってないですとも。

あってまもなく強姦でしたからね!

「俺の仕事は金融屋だ。」

「きんゆー?」

なんだそりゃ。

俺にはさっぱりわからない。

「金貸しだ。」

「あー。」

「十一の利息つきでやっている。」

・・・それって悪い金貸し?

なんて口が避けても・・・

「ヤクザの知り合いが多いな。」

・・・ビンゴ。

俺・・・マジでとんでもないとこきちまった・・・。

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