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大宮ピンク変

第1章 大野変

「夜寝て起きれば男に戻れるんじゃねえか?翌朝まで戻らないんだし戻れないんだし、限られた一日を有効に使った方が良くねえ?つうことで、エッチはしとくべ、カズ」



なるほど。

ついでに、大野さんが正気を失ったんじゃなくて本当に良かった。

て、一安心したのはいいけど。

「でもヤダ」

 俺は尚も抵抗した。

「痛かったらどうすんだよ。俺、痛いのやだかんね」

と、至近距離で俺の目を覗き込み大野さんが言った。

「カズはしたくねえの」

う。

俺は怯んだ。

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