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大宮ピンク変

第1章 大野変

俺、二宮和也。

ある冬の早朝、あまりの寒さに目を覚ましてしまった。

見ると、毛布の大半を隣で寝ている大野さんに持って行かれていた。

文句を言って引っぱり返し、寝直すことにする。

時計は四時半を指していた。

「さみイ」

腕が冷え切ってる。

俺は二の腕をこすった。

その手首が胸に触ったのだが。

「ん?」

俺は違和感を感じた。

両手で胸に触ってみる。

ふくらみがあった。

わずかばかりと言え、昨日まではなかった。

そして男にはないはずの…胸。

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