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大宮ピンク変

第6章 完結変

でも。

エッチが浮気じゃないと証明されたものの、俺はメンバー全員とヤった。

大野さんがそんな俺を変わらず愛さないといけない謂れはない。

全ては大野さんの気持ち一つに委ねられることになる。

「改めて聞くけど、誰が良かったんだって、カズ」

「大野さんに決まってるじゃん。痛かったけどそれだって幸せだったよ」

涙が出る。

それを拭う手の手首を掴んで引き寄せ、俺を抱き締めてくれる大野さん。

お腹に負担をかけないよう、体をずらしてくれるのが優しい。

「…でもさ、リーダー」

翔さんが、遠慮がちに言った。

「こう言っちゃなんだけど、ニノのお腹の子供はリーダーのとは限らないじゃん。そこは、いいの?」

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